Kenshinjuku : All Japan Budo Karatedo Federation

大会で優勝したいです(少年の部 8歳男子)

僕は保育園の頃に入門しました。

さいしょは型をおぼえたりするがむずかしかったです。でも、先生や先ぱいに教えてもらって、少しずつできるようになってきました。

僕のかよっている道場には同じ学年のひとは少ないけれど、大会のときにはたくさん参加するのでライバルがいっぱいです。じぶんよりも大きなあいてに勝てたときはうれしかったです。

早くゆうしょうできるようになりたいです。

(2013年2月掲載)

「人生の黒帯」を目指して(一般の部 40歳男性)

押忍

私が拳眞塾に入門して空手道を学ぶことになったきっかけは、小学生の息子でした。

以前から、結婚して子供が生まれたら空手を習わせたいと考えており、縁あって拳眞塾でお世話になることになりました。
しかし、私自身は格闘技どころか普通のスポーツにも縁遠い生活を送っていたので、息子がわからないところをうまく教えてやることもできず、歯がゆい思いをしていたのです。

できる限り道場での稽古を見学するようになり、先生にお許しをいただいて写真やビデオにも撮らせていただき、息子と一緒に復習しました。
そうするうち、次第にもっと詳しく知りたいと考えるようになり、ついには自分も入門して教えていただくことになりました。
当初は考えていなかったことであり、私が空手を習い始めたと聞いて驚く友人も多かったです。拳眞塾に出会えなければ、ここまで空手に興味を持つことはなかったかもしれません。

息子には、鍛えられた身体と強く優しい心を兼ね備えた人物になって欲しいと願っています。
極真空手の直接打撃による組手を通じ、人を突く痛み、人から蹴られる痛みなどを体感しますが、これが一番ありがたいことです。

大川塾長も常々おっしゃっていますが、いじめる側にもいじめられる側にもならないためには、痛みを知る必要があります。そして、力のない正義では、いざというときに自分自身や大切なものを守ることができません。
伝統派空手などの美しい演武にも魅力を感じますが、私が息子に学ばせたかったのは、やはり実践重視の空手道なのです。

30代後半から入門した極真空手ですので、やはり体力的にはキツいと感じる場面もあります。正直なところ、大きな大会での活躍なども難しいですし、ストレス発散や健康維持を目的として稽古を続けるというやり方もありだと思います。
しかし私は黒帯取得を一つの目標とし、普段の稽古はもちろん合宿や試合などにもできる限り参加し、息子に負けないように頑張ろうと考えています。今では息子もライバルですね。
少年/一般の区別なく、様々な年齢層の先輩や仲間がたくさんできたことも嬉しいことの一つです。

黒帯の取得まではまだだいぶかかりそうですが、これからも稽古に励み、心身を鍛えて頑張ります。
空手に興味のある方、今からでも遅くありません。ぜひ一緒に修業しましょう。

(2013年2月掲載)